さる5月17日(土)、旭川市民文化会館にて2014年度の春季セミナーを実施し、50名の参加がありました。
今年1月より開設された旭川市自立サポートセンターの概要とその取り組みについて、同センターの今隆志氏にご講演をいただきました。
旭川市自立サポートセンターは、旭川市の委託を受け旭川市社会福祉協議会が運営しています。旭川市社会福祉協議会では昨年5月に対象者や相談内容を限定せずにあらゆる相談を受ける生活支援相談センターをすでに設置しており、旭川市からの委託事業の受託を機に両者を一本化して運営しています。今まで相談を受けてきた内容から見えてくる相談内容の傾向や、そこから見えてきたことなどをお話しいただいたほか、事例を基にした支援の例と、そこから見えてくる現状についてもお話しいただきました。
生活困窮に至るまでには様々な要因があり、そこでは必ずしも個人的要因からだけでなく複合的な要因によるケースが数多くあること、また、相談内容により、情報提供で終わるものから関係機関での連携を取って解決を図るケースなど多岐にわたっており、関係機関や専門機関、民生委員等との連携を図っていることがわかりました。
講演後には参加者との積極的な意見交換が行われました。生活困窮に関する参加者の関心はかなり高いようで、次々と質問が出されておりました。
※掲載が遅くなりましたことをお詫びいたします。