士別市・士別市社会福祉協議会・しべつ福祉会・北海道社会福祉士会道北地区支部が主催となり、10月19日に士別市生涯学習情報センターにおいて、「権利擁護研修会」を開催しました。社会福祉士会としては、上川北部ブロック活動としての開催とし、「基礎から学ぶ『成年後見制度」~権利擁護について幅広く考える~」と題し、北海道社会福祉士会 ぱあとなあ道北代表の平川俊彦氏(会員)にご講演いただきました。
参加者は、一般の方や市内福祉事業所、そしてぱあとなあ登録者や北海道社会福祉士会道北地区支部上川北部ブロック会員等に呼び掛け、74名の参加があり、会場は熱気に包まれました。
講演では、権利擁護に関する基本的な知識や成年後見制度と日常生活自立支援事業の違い、それぞれのメリットデメリットや後見人等の職務や権限の範囲等、複雑な内容をわかりやすく説明いただきました。また、平川氏の豊富な経験の中から事例を出していただき、権利擁護に実際やその有り方等を学びました。
その後、情報交換会、懇親会を行ない、交流が深まりました。
地域の「人が見える」ネットワークをしっかりとつむぎ、今後の士別の福祉を益々盛り上げなければならないと、意を新たにする貴重な機会となりました。