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第13回高齢者障害者の権利擁護セミナー実施報告

さる2月28日(土)、旭川市大雪クリスタルホール大会議室において、旭川弁護士会高齢者障害者権利委員会、成年後見センター・リーガルサポート旭川支部、日本司法支援センター旭川地方事務所(法テラス旭川)、当地区支部の4団体共催にて、第13回高齢者障害者の権利擁護セミナーを開催いたしました。
今回のセミナーは、「地域で暮らすための成年後見制度~動き始めた市民後見~」をテーマとし、制度説明と座談会を行いました。
最初に、旭川家庭裁判所の訟廷管理官である鈴木啓司氏より、「成年後見制度について」と題して制度説明をしていただきました。成年後見制度の概要等について、分かりやすくお話ししていただきました。
座談会「心に寄り添う成年後見」では、たいせつ法律事務所弁護士飯塚正浩氏、上村合同事務所司法書士上村修一郎氏、医療法人社団はらだ病院医療福祉相談室社会福祉士山田純一氏、旭川成年後見支援センターセンター長松林邦昭氏(社会福祉士)の各専門職の方々と、親族後見人の立場として久保文代氏の計5名の方にご登壇いただき、各種事例等を交え、成年後見制度、市民後見の仕組みや市民後見の状況等についてお話しをいただき、盛会のうちに無事終了することが出来ました。
今回のセミナーには130名という多数の方の参加をいただきました。今後も、他の職能団体の方々と協力し、成年後見制度をはじめとした高齢者や障害者の方々の権利擁護活動を進めていくとともに、引き続き普及・啓発活動も続けていきたいと考えております。

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旭川家庭裁判所訟廷管理官 鈴木啓司氏による制度説明

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座談会の様子

上川中部ブロック活動『ワーカーズ・サロン』実施報告

道北地区支部としては上川中部ブロック活動として位置づけている『ワーカーズ・サロン』ですが、第17回を2月18日に、旭川市の多機能型事業所ファブリカにて実施いたしました。今回は、『旭川市における市民後見人の役割と活動について』というテーマとして、旭川成年後見支援センターの松林邦昭センター長にお越しいただき、センターの活動や市民後見人についての話をお聞きすることができました。参加者は12名で、遠くは南富良野町からも参加者があり、市民後見人に対する期待と興味の高さを感じました。
内容についても、センターの市民後見人に関する活動や、その事例を説明していただき、センターの支援やマニュアル等の整備が十分になされていることや、市民後見人だからこそ利用者と作れる関係があることなど、グループに分かれて話し合い、その価値について多くの気づきと学びがありました。
2015年度のワーカーズ・サロンは、これまでの北海道医療ソーシャルワーカー北支部、北海道精神保健福祉士協会道北ブロック、北海道社会福祉士会道北地区支部の3団体に、北海道介護福祉士会道北支部を加えた4団体での活動となります。団体間のネットワーク作りや、活動の促進、学びの場として、今後とも活動を行っていく予定です。