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上川中部ブロック活動『ワーカーズ・サロン』実施報告

第14回ワーカーズサロン(北海道社会福祉士会道北地区支部(上川中部ブロック)、医療ソーシャルワーカー協会北支部、精神保健福祉士協会の三団体共同)を、1月28日(火)19:00~21:00に、旭川市市民活動交流センターCoCoDeにおいて開催いたしました。
「更生保護と福祉との連携を考えよう」ということをテーマとして、旭川保護観察所 企画調整課長 池端 勉 氏に講師としてお越しいただきました。
近年、犯罪や非行をした人の中には高齢・障がいなどの問題を抱え、自助努力だけでは立ち直りが難しく、福祉的支援が必要となる人が多くいるなど、福祉と更生保護の連携の重要性は高まっています。そういった現状を踏まえ、講師の方の現場経験に基づいて、更生保護の必要性、再犯防止や加害者に対する地域支援等について詳しくお話しをしていただきました。
刑務所の中であっても、地域の一つとして服役中から退所後に向けた訓練が行われていることや、保護監察官の抱えるケースの多さと、実際の対象者と接する機会の多い保護司の方の苦労など、参加者にとって、日常の支援に関わる身近なケースに置き換えて、制度の理解やその実際について、具体的な話を聞くことができ、大変大きな学びと共に、関係機関と繋がりを持てた研修会となりました。(なお、講座は「保護観察官による更生保護出張講座」を活用して実施しました。)