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リシャール・ミル カップ2024、2週間にわたる壮大なレース~マリキータ号がリシャール・ミル カップを獲得

リシャール・ミル カップ2024の壮大なレース


2024年大会では10艘のヨットが参戦し、壮観なクラシックヨットレースは4段階に分かれ、2週間にわたり繰り広げられました。結果、マリキータ号がリシャール・ミル カップを獲得しました。


世界中から選りすぐりのクラシックヨットが集結、2週間にわたる激闘の末、6月15日にリシャール・ミル カップを手中に収めたのは、1911年にウィリアム・ファイフが設計、建造したガフカッター船「マリキータ号」でした。

昨年始まったこの大会の成功を踏まえ、リシャール・ミル カップ2024にはいずれも100年以上前に設計された競技用ヨットを招き、255マイルのオフショアレーシングおよび8日間のイギリスとフランスの短距離インショアコースで競いました。

このユニークな競技の目的は、リシャール・ミルスーパーコピー 代引き本来ヨットが持つ高性能なレーサーとしての働きを讃えることにあります。
リシャール・ミルは技術革新とアーキテクチャー、そして精巧な時計作りの伝統を融合させたブランドです。
リシャール・ミル カップ2024は6月2日、イギリスのファルマスにあるロイヤル・コーンウォール・ヨットクラブからスタート、ダートマスのロイヤル・ダート・ヨットクラブ、カウズのロイヤル・ヨット・スクアドロン、最後にはフランスのルアーヴルにあるソシエテ・デ・レガッツ・デュ・アーヴルに停船しました。いずれもヨットレースとの歴史的ゆかりの深い場所です。

岸辺でもイベントが開催されました。コーンウォールにある風光明媚なトレリシック・ハウスではオープニングの夜会、3本マストのスクーナー船「アトランティック号」の船上ではレセプション、さらに各ヨットクラブが主催した各賞の授与式です。

リシャール・ミルのマーケティング・ディレクターを務めるティム・マラシャールは「私たちは他ではやっていないこと、すなわちヴィンテージヨットに100年前に競った同じコースでレースに挑む機会を提供したいのです。これはパレードではなく、2週間にわたって繰り広げられる本格的なヨットレースです。イギリスとフランスにある歴史的なヨットクラブが参加、2年目の今回、10艘のクラシックヨットと本格的なレプリカヨットが参戦します。昔のヨット操縦術が著名な参加者と情熱的な関係者とともに本格的に現代によみがえります。そのコンセプトは私たちが参加しているルマン・クラシック・モーターレースに似ています。

スタートを切ったヨット3艘が共に競うのは100年ぶりのこと。しかも100年の歴史を誇る同じヨットクラブが主催するレースに参戦して以来のことです!英仏海峡は地中海とは違う魅力があり、イギリスの沿岸にわざわざやってきて厳しい自然の美しさを愛で、レースに勝つために地域の海流や風を手なずける腕の確かな船乗りであることを証明できるのは、本当の物好きだけです」と語る。

フランスのソシエテ・デ・レガッツ・デュ・アーヴルで開催された最終授賞式は、ノルマンディー沖で巨大ガフカッター船「マリキータ号」と「ムーンビームIV号」の2艘が息を吞むような接戦を繰り広げた激動の最終日の後に行われました。

それはこのヨットレースにふさわしいドラマチックなフィナーレでした。2週間に及んだレースでは他にも数多くのハイライトがありました。悪名高いポートランド・ビル付近を強風の中月明かりを頼りに航海した一間切り、ロイヤル・ヨット・スクアドロン沖で微風の中を苦戦しながらのフィニッシュ、ライン付近で強い潮流に引き戻されるヨット、英仏海峡を横切る100マイルのレースでは日の出前の薄明のなか2艘の背の高いガフリグ艇が数分の差でフィニッシュしたことなどがあげられます。

インショアレースでもスクーナー船「ヴィヴェカ号」と2艘のファイフ製ガフカッター船「ムーンビームIV号」と「マリキータ号」がカウズ沖で壮大な戦いを展開し、三者は4時間以上も先頭争いを繰り広げ、まるでワンデザインレーシングのように並走しながらのマーク回航や巧みなジョースティングを競いました。「ヴィヴェカ号」のスキッパー、ゲリー・アトキンスは、これまで参戦したクラシックヨットレースの中でも最高のレースだったと話し、「ムーンビームIV号」のスキッパーのロメイン・ルゴールもまるで“ストリートファイト”のようだったと述べています。

今大会を振り返り、主催者のウィリアム・コリアーは、次のようにコメントしています。「素晴らしい2週間でした。リシャール・ミル カップは、何よりもクラシックヨットの本来の目的であるレースで競う雄姿を讃えるために創設されました。クラシックヨットの修復作業の質と船乗りのスキルが相まって偉大なレースが実現し、栄誉を受けるに相応しい勝者が誕生するのです。」

大型ヨットのレガッタクラスでは、「マリキータ号」が圧倒的な力を見せ、初期の段階で勝利を積み重ねながら2週目に入ると着実なレーシングを展開しました。同号の若手クルーは歓声の渦の中、ヴィヴェカ号の船上でライバルらが作ったアーチをくぐりぬけ、ステージへと上がりました。

そして「マリキータ号」のオーナーであるブノワ・クチュリエならびにスキッパーのジャック・カラエスに優勝トロフィーが手渡されました。人で埋め尽くされたヨットクラブのアッパーデッキから湧き上がる大きな歓声の中、二人はリシャール・ミル カップの総合優勝トロフィーを頭上高く掲げました。高さ1メートルを誇るこのスターリングシルバー製のトロフィーは、アメリカズカップを制作するイギリスの高級宝飾店ガラードが大会のために制作したものです。

総合2位に入賞したのは、1929年にJPモーガン社のために建造され、近年カリフォルニアでその修復作業に対して賞が授与されたステイスルスクーナー船の「ヴィヴェカ号」。

小型ヨットのクラスで優勝したのは、1920年に個性的なデザインで有名だったチャールズ・E・ニコルソンが設計、建造された「パトナ号」。グレグ・パウレスランド一家が修復、操縦しました。同ヨットはリシャール・ミル カップの総合ランキングでも3位入賞を果たしています。

大型スクーナー船の「アトランティック号」と「エレナ号」は三つのパッセージレースで一騎打ちとなり、「エレナ号」がこれを制して特別なトロフィーを受賞しました。

レガッタには、リシャール・ミルコピー 代引きウィリアム・ファイフIIIが設計した傑作のうち「マリキータ号(1911年)」、「ムーンビームIII号(1903年)」および「ムーンビームIV号(1920年)」の3艘が参加しました。レガッタ出場ヨットのうち、最も古いものは1889年に建造された「ターリア号」です。また1900年代初頭アメリカで設計された伝説の2艘の巨大スクーナー船「アトランティック号」と「エレナ号」も参戦しました。

わずか2年にしてリシャール・ミル カップは本格的なクラシックヨットレースの主要な大会としての地位を築き、今ではスポーツとして愛されるこの伝統に新しい息吹を与えています。