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道北地区支部秋季セミナー(市民公開セミナー)実施報告

2012年11月10日(土)、稚内市総合福祉センターにおいて、秋季市民公開セミナー「市民権利擁護セミナーinわっかない」を開催し、会員、関係機関、一般市民あわせて40名の参加がありました。
このセミナーでは、「高齢者・障害者虐待の現状と課題」をテーマに、まず「地域包括支援センターからみえる高齢者虐待の現状について」と題して、旭川市神楽・西神楽地域包括センター所長の今井敦氏に、高齢者虐待防止法及び高齢者虐待の状況や虐待が起こる理由等について、事例をもとに分かりやすくご説明いただきました。続いて「障害者虐待防止法と地域での取り組み」と題して、上川圏域障がい者総合支援センター「ねっと」の山形千都子氏に、2012年10月から施行された障がい者虐待防止法及び虐待防止施策や当事者への周知と権利を守るための活動や虐待防止の取り組み等について、詳しくご説明いただきました。最後に、「北海道社会福祉士会権利擁護センターぱあとなあ北海道の取り組み」と題して、北海道社会福祉士会ぱあとなあ道北代表の平川俊彦氏に、成年後見制度及びぱあとなあ北海道の活動内容や課題等についてご説明いただきました。
3名の講師の方には、高齢者・障害者虐待の現状と課題について、事例を通して一般市民の方々にもとても分かりやすくご講演いただきました。

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会場の様子

※掲載が遅くなりましたことをお詫びいたします。

上川中部ブロック活動『第10回ワーカーズサロン』実施報告

2012年12月20日、道北地区支部としては上川中部ブロック活動として位置づけている『第10回ワーカーズサロン』を開催しました。
今回は『保護受給者自立支援の現場で「新しい公共」に期待される役割とは?』と題して、一般社団法人釧路社会的企業創造協議会事務局担当の櫛部武俊氏をお招きして、同協議会が実践されている「生活困窮者の生活支援」、「生活保護受給者の社会的な居場所作り」、「地域の中間的就労を発掘し求職者の受け皿となることを目指す取り組み」について講演をしていただきました。
講演後は、現状や今後の動向などを踏まえ「保護受給者の自立支援」という機能が民間に委ねられる場合、受け皿となる民間の支援団体に期待される役割とはどのようなものかなどについて、行政、医療機関、就労支援を実践している機関などから参加いただいた49名の参加者をグループ分けし、櫛部氏との質疑も交えながら自由な意見を交わして情報を共有することができました。

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会場の様子

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上川中部ブロック活動『第9回ワーカーズサロン』実施報告

2012年10月24日に、道北地区支部としては上川中部ブロック活動として位置づけている『第9回ワーカーズサロン』を旭川市市民活動交流センターCoCoDeにて開催しました。テーマは『旭川市(若しくはお住まいの市町村)に新しく必要なサービスとは?』と題して、社会福祉士やMSW、精神保健福祉士などの専門職だけでなく、これから資格を目指そうとしている方々など22名の参加がありました。
制度の狭間で困っていたことや、支援できない壁にぶつかっていたことなど、このような場を通じて、他職種が集まることにより、様々な資源・情報の共有や、こういうものがあったらいいのに、という希望など最後まで自由に意見を交わすことができました。また、違う職種であってもお互いに悩みを共有することで、自分たちの得意な分野があることや、そうでないときには何処に繋ぐとスムーズなのかということの発見があり、連携を作るきっかけにもなりました。

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